当クリニック、また院内設備をご紹介いたします
ここでは、様々な掲示や、次回のご予約等を行っております。
待合室、処置室などに透明シートをつけました(2024.5月現在廃止中)。事前のお電話による時間的トリアージに加え、空間的トリアージによる感染予防対策に力を入れております。
当クリニックの診察室です。透明シートによる感染予防対策を行っています(2024.5月現在廃止中)。
当クリニックのチャイルドルームです。現在は症状のある患者様の空間的隔離室として使っています。
当クリニックの処置室です。
画質の経年劣化がないデジタル式レントゲン装置です。
平成27年4月に機種を新しくし、画質が向上しました。
当院で毎年健診を受けられている患者様は、過去の写真との比較が容易にできます。(高精細なので拡大も可能です)
腹部(肝胆膵腎など)、心臓、頚部(甲状腺スクリーニング、頚動脈エコー)検査が可能です。
ドップラー付きなので肝腫瘤・心臓弁膜症なども検査できます。
平成28年4月に最新機種(日立アロカ製 Arietta S70)にバージョンアップしました。(本機はH28年3月発売であり、国内でも有数の早い導入例となっております。神奈川県内では1号機だそうです。(おそれ多くも...)
)
下記の最新機能がついています。
慢性肝疾患が進むと肝臓が硬くなっていきます(肝線維化)。その測定は、今のところ血液検査でそれを近似したり、正確には肝生検(肝臓に針を刺して組織を取る検査。入院、術後安静が必須)を必要としています。
この器械は心拍動による肝臓のひずみを画像化することによって、肝線維化を数値化する機能を持っています。
落ち着いて検査をお受けいただけます。
スクリーニング~精査に適したハイビジョン拡大(上部、下部
)、より患者様に優しいハイビジョン経鼻(上部・細径)タイプをそろえております。
全て狭帯域光観察(NBI)が可能であり胃がん・食道がんなどの早期発見に効果を発揮します。
2015年10月新型(Olympus Evis Lucera ELITE)に。
2023年6月最新型(Olympus EVIS X1)に機種変更しました。
ウオータージェットは胃粘膜を洗浄しより鮮明な画像を得るのに効果を発揮し、医療用炭酸ガスは大腸内視鏡検査を受ける患者様の負担を軽減します。
【写真上・左】超音波洗浄器。ブラシで落ちにくい、
小さい器具の汚れを落とします。
【写真上・右】全自動内視鏡洗浄器(旧)。検査後の内視鏡は一度手洗いされ、その後、この器械で徹底的に洗浄・殺菌されます。ピロリ菌、B・C型肝炎ウイルスなどの細菌・ウイルスまで除去できます。
これらの手順を、当院では1回の検査終了ごとに行い、安全性の高い検査を心がけています。
【写真下】洗浄機を新機種に更新しました(2017.3月)。
両手・両足の血圧を同時に測定し、心拍との時間差を見ることにより、動脈の硬さを測る器械です。
「あなたの推定血管年齢は○○才相当です」という結果をお渡しいたします。保険が使えます。(要予約)
白血球・赤血球・ヘモグロビン・血小板数、CRP(細菌・ウイルスなどで上がる“炎症反応“)を約10分強で測定する器械です。
肺炎、腹痛などの急性疾患で威力を発揮します。
医療機関相互の情報共有・患者様への情報開示などのため、H17.10月に導入しました。
検査結果のグラフ化は“分かりやすい”とご好評を頂いております。
紹介状・診断書作成も容易になりました。
通常の内視鏡(約10mm)に比べて径が細い(5.4mm)ので鼻から挿入でき、検査中舌を圧迫しないため苦痛が少ないのです。
令和5年6月より最新型「1200N」とし、これによって画質の向上が得られました。
右写真の上から3本目が経鼻内視鏡です。
当院で内視鏡検査を予約される際、経鼻を選んで頂くことができます。
写真上から
H260Z (旧機種、現在なし)先端径10.8mm ※
H260 (旧機種、現在なし)
XP260 (旧機種、現在なし)
平成27年10月に新型を導入しました。
これによって画質の向上、経口内視鏡の口径縮小による患者様への負担軽減が得られました。
写真上から
XP290N 先端径5.4mm (旧機種、現在なし)
H260 先端径9.8mm (旧機種、現在なし)
H290Z 先端径9.9mm (旧機種、現在なし)
H290 先端径8.9㎜ (旧機種、現在なし)
令和5年6月に最新型EVIS X1を導入しました。
1200N 先端径5.4mm
XZ1200 先端径9.9mm
最先端画質、画像処理技術TXI 導入について
画像を載せることができなかったためブログにアップいたしました。post-6ac1c8
大学病院と同じ最先端システムであるOlympus EVIS X1は、① 画像が明るくなりました
② 経鼻内視鏡でもハイビジョン
③ 新しい画像処理技術
が特長です。
① 画像が明るくなりました
A;XP290N(旧型経鼻) B;H290Z(旧型経口高精細)
C;1200N(最新型経鼻) D;XZ1200(最新型経口高精細)
A,Bに比べてC,Dは遠くまで光が届いて明るい画像となっています。
② 経鼻内視鏡でもハイビジョン
左;H290Z(旧型経口高精細)右;1200N(最新型経鼻)
食道-胃境界部のNBI(狭帯域観察)です。画面右上、茶色いデルタ状の胃粘膜の中に緑色の細い血管が観察されます。最新型経鼻内視鏡は、旧型経口高精細内視鏡と同様にハイビジョン画像が得られます。
③ 新しい画像処理技術~TXI~
上段(E,F)はピロリ菌未感染の正常胃粘膜、下段(G,H)はピロリ菌感染による萎縮性胃炎の像です。それぞれ左側は通常観察、右側は今回導入したTXI(構造色彩強調画像)です。
Fの正常粘膜では正常血管(集合細静脈の規則的配列)の赤い点のみで背景粘膜が均一なのに対し、Hでは萎縮粘膜が青く強調され通常観察で見える範囲以上に萎縮が拡がっている様子が観察できます。
NBIとは、Narrow-band imaging (狭帯域)の略です。
血液の赤い色素(ヘモグロビン)に吸収される波長のみ(青、緑)で観察することで、粘膜下浅層の血管が強調されて見えます。※当院では標準に行っています。
約80倍に拡大観察可能な機種を導入(平成22年6月)。
粘膜下浅層の微小血管構造の変化が、良性・悪性の鑑別診断に有効であることが判明しています。
これよって胃・食道がんをより早期に発見できることが期待できます。
平成27年10月、令和5年6月 画質の明るい最新型に更新しました。最新型XZ1200、経鼻内視鏡1200NでNBI観察が可能です。
<通常のハイビジョン観察>
画面中央右寄りに赤みの強い個所が2個、その真ん中が白っぽくなっています。
これだけだと胃炎か胃がんか区別がつきません。
<NBI拡大内視鏡画像>
画面右半分は楕円形の上皮下毛細血管が比較的均一に揃っています。(画像はこちらをご参照ください;nbi)
左1/3も、やや崩れていますが楕円形の構造を保っています。
画面中央(やや左寄り)・縦長の白い部分は周囲と明らかに異なっており、ここからの生検(組織検査)にて早期癌と診断しました。
※当院の高精細(NBI拡大)内視鏡で診断しました(GIF-H260Z)
下部消化管(大腸)内視鏡は、近年日本での大腸癌や炎症性腸疾患の増加を受け、今後ニーズが増えると予想されます。当院では平成28年4月に最新型の細径大腸拡大内視鏡PCF-H290ZIを導入し、地域の皆様の健康増進に少しでもお役に立ちたいと考えております。
※導入により、当院における腺腫発見率(Adenoma Detection Rate)は向上傾向です:H27年度 35.6%、H28年度26.7%、H29年度 56.5%(←以前51.6%と報告しましたが、記録を見直したところ35/62で56.5%でした)