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診療案内


上腹部が痛い

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

原因 / 症状について

みぞおちの痛みが典型的ですが、症状のないこともあります。潰瘍から出血すれば吐血・黒色便をきたすこともあります。原因はヘリコバクター・ピロリ菌と消炎鎮痛剤によるものが大部分を占めます。

検査 / 治療について

上部消化管内視鏡(同時に良性悪性判定のための組織検査やピロリ菌の診断も可能)、胃透視などの検査を行います。ピロリ菌陽性ならば除菌治療を、鎮痛剤が原因ならば中止が望ましいです。その他薬物治療を行います。




ピロリ菌感染症

原因 / 症状について

乳児期までに口から入って胃に住み着くと想像されています。
大部分は無症状ですが、胃十二指腸潰瘍・胃がんの主な原因となります。
高齢者ほど感染率が高いのです。

検査 / 治療について

血液・尿検査や、内視鏡・特殊な薬剤を用いた検査(専門とする診療科のみ)で検査します。内服薬による除菌治療が可能です。除菌成功後であっても未感染者に比べると胃がん発がん率は高いため、定期的内視鏡検査が望ましいのです。



ピロリ菌について

正式にはヘリコバクター・ピロリという細菌で胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん、胃MALT(マルト)リンパ腫の原因となります。また特発性血小板減少性紫斑病において除菌治療が一部有効であることが分かり、H22保険適応となりました。

感染率は、55歳以上で高率(70%)、35歳以下は低率(20%)(2010年時点)とされ、男女差はありません。胃がん発症率は年率約0.4%(100人の感染者のうち、10年間で4人が胃がん発症する 図A)、上に挙げた疾患(ただし胃がんは早期胃癌・内視鏡治療後)に対する保険適応があり、その他の慢性胃炎には適応がなく、自費での除菌となります(一式で約25000円)。

除菌しても胃がん発症はゼロにはならないため(図B)、内視鏡での定期的検査が必要です。

※院長は日本ヘリコバクター学会会員、H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医です。

図A 図B



胆石症

原因 / 症状について

大部分は健診で見つかる無症状の胆のう結石症ですが、腹痛(右上腹部・右背部・肩痛などもあり)・発熱・黄疸(白目が黄色くなる)もあります。

検査 / 治療について

腹部超音波・CT・MRI(MRCP)・血液検査で診断します。無症状の場合は生活習慣改善(肥満の是正・食生活改善など)、有症状の場合は(腹腔鏡下)胆のう摘出術・経口的胆石溶解療法などを行います。




胃検診異常

原因 / 症状について

健診と同時に行われるため大部分は無症状です。慢性胃炎、胃ポリープ、潰瘍瘢痕(傷跡)などが主ですが、それをきっかけに胃がん・食道がんがみつかることもあります。

検査 / 治療について

当院では高精細内視鏡(拡大可能)~経鼻内視鏡を備えております。静脈麻酔併用など、できるだけ楽に受けて頂けるよう心がけております。




NSAID(エヌセイド)潰瘍

原因 / 症状について

鎮痛剤による(胃)潰瘍です。痛みを伴わず、しばしば重症化して吐下血で発症します。低用量アスピリンも原因となります。

検査 / 治療について

無症状なので積極的に便潜血検査や貧血検査をして早期発見に努めることが重要です。疑わしければ内視鏡検査をします。高齢(>75歳)、潰瘍既往、鎮痛剤多剤併用(坐薬を含む)、ピロリ菌陽性、狭心症(ステント)が高危険群であり、鎮痛剤内服の際には注意が必要です。




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