無症状ですが、動脈硬化(動脈の内腔が狭くなる)の原因となります。LDL156でも狭心症・心筋梗塞を年0.5%新規発症するとも言われます。高LDL、高中性脂肪、低HDLなどがあり、遺伝的素因・生活習慣の問題が原因です。
血液検査の他、合併症の評価も重要です(血圧・血糖・肥満・喫煙歴・家族歴)。食事療法、減量、禁煙、薬物療法。運動療法は医師と十分相談して行います。
無症状ですが、内臓脂肪の蓄積が高血圧・高脂血症・糖尿病の引き金を引くことで、心血管疾患発症率が増加します。脂肪組織由来のサイトカイン(生理活性物質)分泌異常により高血圧・糖尿病・動脈硬化を招来します。
腹囲≧85cm(男)≧90cm(女)、血圧≧130/85・中性脂肪≧150・HDL<40・空腹時血糖≧110ですが、腹囲測定には異論があります。内臓脂肪減少により、一網打尽的に高血圧・高脂血症・糖尿病を改善できます。”まず3kgやせること”