自覚症状はありません。健診の便潜血反応をきっかけとした大腸検査で見つかります。粘膜(大腸の一番内側の層)の限局性の隆起で、多くは良性・一部悪性を含みます。高脂肪食が一因ともいわれます。
大腸内視鏡検査・注腸造影検査(バリウムを肛門から流し込む)で検査します。大腸内視鏡では小さなポリープはその場で切除・治療することもあります。大きなポリープは手術(最近では腹腔鏡下手術も)で切除します。
早期;無症状です。進行すると便通異常(便秘・下痢など)の出現、血便、腹痛、体重減少などが見られます。良性ポリープが成長して癌化する場合と、最初から小さな早期大腸がんとして発症する場合があります。
大腸内視鏡検査・注腸造影検査で診断します。転移・再発のチェックとして腹部超音波・CT・腫瘍マーカーを用います。早期癌は内視鏡的に治療できます。進行すると手術。手術不能であれば化学療法ですが、切除より予後不良です。