横浜市保土ヶ谷区星川の内科・胃腸科クリニックなら、医療法人 文光会 小泉クリニック

小泉クリニック

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診療案内


下痢、血便

過敏性腸症候群(IBS)

原因 / 症状について

癌などの(器質的と言います)疾患なしに、腹痛・下痢・便秘などの不快な下腹部症状が長期間にわたって見られます。腸管の運動および知覚異常、精神的原因(ストレス含む)、腸管内腔における諸因子が関与すると言われています。

検査 / 治療について

問診が重要(検査は必ずしも必須ではありません)、器質的疾患を否定するために大腸検査などをすることがあります。規則正しい排便習慣に注意し、過度のアルコール・カフェインを控えること、ストレス解消+薬物療法を行います。




急性腸炎

原因 / 症状について

下痢・腹痛・吐き気・発熱などのいずれか/全てを呈する、最長でも4週間以内のものをいいます。病原体(細菌、ウイルス、原虫など)、抗生物質などにより腸の粘膜がただれたり消化液の吸収が妨げられて起こります。

検査 / 治療について

問診が重要です。便培養検査、虫垂炎との鑑別のためにCTをすることもあります。絶食~食事制限、補液(経口的または点滴)、薬物(抗生物質は全例で必要ではありません)を行います。




ノロウイルス

原因 / 症状について

急性腸炎の一種で、毎年12月~3月頃に流行る、下痢・嘔吐・腹痛・発熱(全部または一部)症状を出すウイルス感染症です。おおもとの感染源としてはこの時期の生ガキが有名です。実際は大部分ヒトーヒト感染です。
症状のある間、便や嘔吐物から多量のウイルス(数千万~数億個/1cc)が排泄され、付着した便器や衣類からホコリのように空気中を舞い、 ごく微量(10個)の吸引でも次のヒトに感染するからです。ヒトによっては約3~4週間、腸内に残存するとされます。

検査 / 治療について

ノロウイルスの迅速検査は存在しますが、自然排便された便が必要であること、保険上の年齢制限があることにより一般的ではありません。
多くの医療機関で、病歴・症状から診断しているのが現状です。当院では現在準備しておりません。
85℃・1分以上、または次亜塩素酸で死滅しますので、排便後の石鹸手洗いをしっかりすることや、便や嘔吐物をキッチンハイターで包み込んで処理→ビニール袋に密閉して廃棄 (廃棄できないものは消毒→家族の衣類と分けて最後に洗濯)するという注意が必要になります。
成人の多くは約1~2日の有症状期間を経て治ります。時に高齢者で死亡がニュースになりますが、栄養失調でなく脱水症が原因です。イオン飲料による脱水症治療が望ましく、早期から固形物を摂取すると嘔吐を誘発→周囲へ感染拡大につながるので注意が必要です(特に小児)。




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