皮膚に急速にみみずばれのようなかゆみを伴う発疹ができ、数時間で消失(~再出現を繰り返)します。種々の刺激によりヒスタミン(化学物質)が放出され、真皮上層で血管から水分がもれてむくむことで起こります。
問診、皮疹の診察が主体です。補助的に血液、皮膚テストなどがあります。原因・悪化因子を除去します。薬物治療(抗ヒスタミン剤)が主体となります。
痛み(数日間)→痛みを伴う赤い水疱(水を持った発疹)が出現します。末梢神経の分布領域に一致し、体の中央線を越えません。過去にかかり、潜伏していた水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化し発症します。神経痛を残すことがあります。
経過・皮疹の診察から比較的容易に診断できます。薬物(抗ウイルス薬・外用薬)、神経痛に対する治療(鎮痛薬、ビタミンB12など)を行います。